BRain Analyzer: 脳機能信号解析ツール

BRain AnalyzerはfNIRS測定データの、データ前処理、統計解析するツールです。

データ前処理、統計解析ツール

Wavelet, tPCAは強力な体動、ノイズ成分除去ツールです。

解析オプションツール

① ANOVA
② チャネル間の相関係数図

(PlotConfusion)

③ データ結合

(DataMerge)

④ 複数タスクのt検定

OEG-16/SpO2プローブの取り付け位置について

  • 経度方向は、左右対称の位置
  • 緯度方向は、プローブセンターをFpzの位置に合わせる、またはT3,Fpz,T4のライン位置に下列のプローブのラインを合わせる方法が有ります。眼窩部の測定に注目するか、前頭前野全体をカバーするかの判断に拠ります。プローブの位置がどの脳座標に相当するかの判断は、プローブ位置を3D計測し、NIRS-SPMで例えば標準脳にマッピングする方法がベストです。
  • Fpzの位置は(参考資料)、
    「[1]前後方向の基準位置の決定 鼻根(nasion:鼻の付け根で両眼の間)から頭の真上(頭蓋頂)を通って後頭結節(inion:頭蓋骨後部中央にある隆起)までの距離をメジャーで図る。このときに先程決めた中心点を通ると正確になる。その線の中点(50%)がCzになる。そこから前に20%下がったところがFz、さらに20%下がったところがFpzになる。Fpzは鼻根から10%上がったところである。」
    T3,T4の位置は、
    「[2]側頭部の基準位置の決定 左の耳介前点からCzを通って右の耳介前点までの距離を測る。Czから左に20%下がったところをC3、さらに20%下がったところをT3とする。同様に、Czから右に20%下がったところをC4、さらに20%下がったところをT4とする。」

(参考資料)「事象関連電位ガイドブック、入戸野 宏 著、北大路書房」のページ46より抜粋

厳密に、プローブ位置を実測する場合は、3Dプローブ位置計測システムを使用します。